東根市中部小学校で授業をしてきました

「今日の先生の名前は~?」

「わだ ゆきこ先生~~!!!」

元気いっぱいに名前を呼んでくれたのは、小学2年生のみんな。


本日は、東根市中部小学校にて「いのちのおはなし」をしてきました。

男女合わせて計87名のこども達は、朝から元気いっぱい!

元気な声で迎えてくれました。


今回、授業をさせて頂いたのは生活科の「自分発見」(導入)の授業の一環です。

このカリキュラムの目的の一つに、「これまでの成長を肯定的に捉える」というものがあり、
誕生学が目的としている『自尊感情を育む』と共通するものがあると感じて頂き、ご依頼を頂きました。


先生がこども達に「いのちの学習で聞きたいこと」を事前にアンケートを取ってくださったので、その一部をご紹介致します。

(小学2年生の疑問)
【いのちの始まりについて】
・人間はどうやって作られたのか。
・人はどこで生まれることが決まるのか。

どうやってお母さんのおなかの中に入ったのか。

いつからおなかの中にいるのか。

 

【おなかの中について】
・ごはんはどうやって食べているのか。
大きさはどれくらいか。

どのように育ってきたのか。

息はできたのか。

・骨や頭はどうやってできたのか。

目は開いているのか。

動いていたのか。

・髭は生えていたのか。

どんな姿だったのか。

・男女はどうやって調べるのか。

・好きだったものは何か。

がんばったことは何か。

おなかの中のどこにいるのか。

・おなかの中の様子はどうやって見るのか。

どのくらいの間いたのか。

・お母さんは元気にあそんでいても大丈夫なのか。

・おなかの中でのことを記憶していないのはなぜか。

 

【出産について】

どうやって産まれてきたのか。

どこから産まれるのか。

どんな力を使って産まれるのか。

・産まれるのにどのくらい時間がかかるのか。

・産まれる時の大きさはどれくらいか。

・産まれたとき、泣くのはなぜか。

・頭、足のどちらから産まれるのか。

へその緒を切るのはなぜか。

・病院にいかなくても産むことはできるのか。



以上のような質問が寄せられました。

小学2年生らしい素朴な疑問ですよね!
さて、皆さんはこれらの質問についてお子様にどのように答えますか?

誕生学の授業には、質問の赤字についての内容が全て盛り込まれています
その他の質問についても、こども達の理解度に合わせて、授業の中でお伝えしていきます。


校長先生や養護教諭の先生方も一緒に授業を受けてくださったのですが、
授業後に、
「2年生があんなに集中してお話を聞いていられるなんて、ビックリしました!」

「こども達の目がキラキラとしていたので、とても興味があったんでしょうね。」
というお言葉を頂きました。

45分の授業の後にはこども達からはさらに質問が出てきて、まだまだ時間が足りないくらい。


最後は大きな声で、

「ありがとうございました!!!」と見送って頂き、
廊下ではみんながハイタッチでさようなら!

 

小学2年生ならではの元気と、純粋な眼差しがとても印象的でした。

 

 

「いのち」について、こどもの素朴な疑問におとなが答えていくこと。
そのことは、子どもと大人が心を通い合わせる大切なプロセスのように感じます。


いつかまた、元気なみんなに会えることを楽しみにしています!
東根市中部小学校のみなさま、ありがとうございました。